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2016年6月30日

カテゴリ:職業訓練の給付金と条件,職業訓練

10万円の職業訓練給付金をもらってお得に受講!支給条件をチェックしよう!

 

給付金

 

 

失業保険の受給が終了した方や自営業を辞めた方、主婦でブランクがあり何らかの訓練を受けてから社会復帰を図りたい方におすすめな求職者支援制度

 

ただ、スキルアップを図り早期就職を果たしたくても収入がなく、受講期間中は経済的にも非常に厳しくなるのが現状です。

 

 

職業訓練給付金の制度をご存知ですか?

次の仕事が決まるまでに収入が減ると辛いですよね?そんなときにスキルを磨きながら、なおかつお金ももらえるお得な制度があるんです!・・・

 

  • 職業訓練受講給付金」の制度です。

 

求職者支援訓練受講期間中に経済的に国が支援してくれる制度です。

どんな制度か詳しく見ていきましょう。

 

 

 

職業訓練給付金とは

求職者支援訓練を受講するのが前提で、条件を満たした方がもらえるお金です。
(求職者支援訓練を受講すれば誰でも必ず給付されるものではないです)

給付金は「職業訓練受講手当」と「通所手当」の二つから構成されています。

 

  • 職業訓練受講手当→月額10万円
  • 通所手当→訓練機関までの交通費(上限額が決められており、もっとも経済的かつ合理的と認められる経路、方法による運賃の額になります。)

 

こんなよい制度があるなら是非利用したい!と思いますよね。

でも、もらえる人には以下の条件があるのです・・・・

 

 

 

支給要件・支給条件

給付金を受給するには、下記の支給要件(条件)をすべて満たす必要があります。

 

  • 本人収入が月8万円以下(※1)
  • 世帯全体の収入が月25万円(年収300万円)以下(※1,2)
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下(※2)
  • 現在住んでいる所以外に土地・建物を所有していない
  • 訓練実施日に全て出席している(やむを得ない理由がある場合でも、支給申請の対象となる訓練期間の8割以上出席している)(※3)
  • 同世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない(※2)
  • 過去3年以内に、偽りその他の不正の行為により、特定の給付金の支給をうけたことがない

 

 

※1「収入」とは、税引前の給与などの他、年金その他全般の収入を指します(一部算定対象外の収入もあります。)「世帯全体の収入」は、事前審査において前年の収入が300万円以下であることを確認します。
※2「世帯」とは、本人のほか、同居または生計を一つにする別居の配偶者、子、父母が該当します。
※3「出席」とは、訓練実施日に全てのカリキュラムに出席していることをいいます。ただし、やむをえない理由により訓練に遅刻・欠課・早退した場合で、1実施日における訓練の2分の1以上に相当する部分を受講したものについては、1/2出席として取り扱います。

※厚生労働省ホームページより引用

 

 

 

その他の要件

 ・訓練期間中から修了後まで、定期的にハローワークへ足を運び、職業相談を受けることが必要です。

・すでにこの給付金を受給したことがある場合は、前回の受給から6年以上経過していることが必要です。

 

 

 

要件(条件)を満たすかどうかの注意点

①資産・貯金などの注意点

本人だけでなく、世帯全体の収入や資産が考慮されるということです。

仮に本人の月収が7万であったとしても、同居している親の月収が18万以上だと要件を満たさないと判断されます。

貯金などの資産についても同様に、本人の貯金が0円であっても、同居している親の資産が300万円を超えている場合は、同じく要件を満たさないと判断されます。

 

②出席日数の注意点

受講期間中、1ヶ月毎に給付金の申請を行うのですが、その支給申請の対象となる1ヶ月の間に1日でも欠席すると支給されません。上記の※3にも記入がありますが、遅刻や早退、欠課も欠席扱いになります。

ただ、病気や事故などやむを得ない理由で欠席せざるを得ないという場合もあると思います。その事柄を証明する書類等があれば、支給の対象と認められますが、やむを得ない理由で欠席したとしても、1ヶ月間の訓練実施日の8割以上の出席がなければ、支給はされません。

すなわち医師の診断書など証明するものがあったとしても、長期入院などで8割の出席率を切ってしまうと支給されないのです。

ちなみにペットの病気の為休むというのは「やむを得ない理由」とは認められません。(過去に実際にありましたので参考までに記載します)

 

 

 

申請するための書類は?

給付金を申請するには、ハローワークに以下の必要書類を提出することになります。

同居家族がいる場合は、その方の前年度の収入を証明する書類(源泉徴収票や所得証明書など)が必要となりますので、家族にも協力してもらいそろえていきましょう。

 

①本人確認書類(免許証・パスポート・在留カード・マイナンバーカード(写真付き)などいずれも原本)
※もし上記の書類がない場合は健康保険証、罹災証明書、国民年金手帳、母子手帳、顔写真なしのマイナンバーカード、公共料金の領収書のうちいずれか2点(原本)を提出することもできます。

②ハローワーク窓口から交付された各種様式(受講申込書・事前審査書・職業訓練受講給付金要件申告書・職業訓練受講給付金通所届)

③所定の添付書類
・直近3カ月以内に公布された住民票謄本の写しまたは住民票記載事項証明書(世帯の構成および続柄が記載されたもの)
・事前審査申請日の前月に得た本人収入を証明する書類(賃金明細書など)
・事前審査申請日の前年における申請者本人および全ての同居配偶者等の収入を証明する書類(源泉徴収票、所得証明書など)
・申請者本人または同居配偶者が保有する事前審査申請日の残高が50万円以上である全ての預貯金通帳または残高証明(直近1カ月以内に交付されたもの)
・給付金の振込先となる通帳
・その他、ハローワークが求める書類

 

未婚だが、同棲している場合も配偶者と同様にみなされますので、同棲相手の収入証明が必要です。

親からの仕送りも収入となりますので、注意ください。

本人収入はいつの基準の収入で審査するかですが、前月の給与明細を見ますので、持参するとよいでしょう。

 

 

 

訓練を受けながらアルバイトできる?

以下4つの条件を満たせば、アルバイトをしても大丈夫です。

  1. 雇用保険に加入していないこと
  2. 1週間の労働時間が20時間未満であること
  3. 本人収入が月8万円以下であること
  4. 世帯全体の収入が月25万円以下であること

(受給できなくなるか不安な場合はアルバイトの時給をハローワークに伝えどのくらいの時間入っても大丈夫かの相談を事前にしてみましょう。)

 

 

 

不正受給はダメ

上記の要件をみたしていると証明するために提出した書類に不正が見られた場合、不正受給とみなされ、受給金額の3倍の金額を払わなければならないことがあります。

くれぐれも虚偽・不正のないように真正な書類を提出して申請しましょう。

※最近、「今のままだと条件を満たさないが○○すれば申請対象になるか?」「○○をして世帯年収を下げて受給することができるか?」等のお問い合わせが増えています。

弊社は申請機関ではない為、一切お答えすることができません。

そのようなご質問につきましては、最寄のハローワークにてお問い合わせ下さい。

 

 

 

まとめ

職業訓練給付金をもらえる為の条件・要件・書類はおわかりいただけたでしょうか?

  • 月10万円と通所手当を求職者支援訓練を受講しながらもらえる制度

  • もらえる人には要件・条件があること(全ての人がもらえるわけではない)

  • 資産・貯金などの注意点(自分だけでなく世帯全体)

  • 出席日数の注意点(8割以上の出席率が必要)

  • 申請するための書類(3種類以上)

  • アルバイトは一定の条件で可能な場合あり

  • 不正受給は3倍返し

 

 

支給要件(条件)のいくつかが満たさないために受給できない方もいらっしゃると思いますが、もしあなたが支給要件(条件)を満たす場合は手間でも提出書類をきっちり用意して申請してみましょう。

 

 

作成者 山岸

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