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- 投稿日:2024年03月18日
- 職業訓練
知らないだけで損?!職業訓練って何?知って得する職業訓練おすすめの訳
職業訓練って何?というあなた、知らないなんてもったいないです!
●仕事を探しているけれど、スキルや経験が足りないと何度も断られている・・・。
●スキルアップしながら仕事探しをしていきたい・・・。
●お金がないけど、無料でパソコンや専門知識を学びたい・・・。
●障害があっても職業訓練って受講できるのかな・・・。
そんな風にお悩みのあなたにおすすめの学校みたいなものがあるんです!
それが、今からお話しする職業訓練を受けるという方法です。
職業訓練とは
カンタンに言えばハローワーク(公共職業安定所)が主催し、積極的に求職活動をしている求職者の皆さんが再就職に向かって知識やスキルを習得してもらう制度です。
今お仕事探しでやってみたい職業はあるけれどスキルや知識が不安・・・
ある程度の知識を身に付けてから企業にアピールしていきたい!など
お悩みのあなたこそ知らないだけで損をしてしまうのはもったいない!
職業訓練とは何かを一緒に学んでいきましょう!
大きく分けて2種類あるのをご存知ですか?①公共職業訓練と②求職者支援訓練
①公共職業訓練とは、失業保険を受給している求職者を対象とする職業訓練です。
主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な技能や知識を習得するために無料(テキスト代等は自己負担)で実施している訓練のことをさし、国や都道府県が運営しているものをいいます。
つまり、失業保険を受給する資格のある方が対象の訓練。
簡単にいうと、失業手当というお金をもらいながらスキルアップできますよ、という訓練です。
お仕事をやめて数ヶ月の方には仕事探しのほかに選択肢が広がるのではないでしょうか?
②求職者支援訓練とは、主に雇用保険を受給できない求職者の方(受給が終わった方も含む。)を対象に、就職に必要な技能及び知識を習得するために無料(テキスト代等は自己 負担)で実施している訓練のことをいいます。
要するに公共職業訓練の対象から外れてしまっても「安心してください、受けられる訓練をご用意していますよ」という訓練です。
ブランクがある主婦の方、バイト経験しかなく失業保険は受給できないけれどスキルアップしながら仕事を探したい方などにオススメです。
◎詳しくは厚生労働省のサイトをご参照ください
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/rishokusha.html
具体的にはどんな訓練があるの?
大前提として公共職業訓練の場合、ハローワークで職業相談をしていただき皆さんの再就職に役立つと判断した場合に申し込みができます。(受講指示)
訓練開始日時点で所定給付日数のうち必要な残日数が残っている方が対象
受講指示を受けて職業訓練校に入校された方は、自己都合退職の場合、給付制限(待機期間)が訓練開始日前日で解除されます。
受講期間中に基本手当の所定給付日数が支給終了になった後も訓練が終了する日まで引き続き基本手当が支給され(訓練延長給付)、受講手当(1日500円・上限40日)や通勤手当(交通費・条件あり)も支給されます。
職業訓練に申し込む前に、訓練延長給付はいつまでに申請したらいいのかを確認しておきましょう。
このことから職業訓練と失業保険(雇用保険)を再就職に向けて上手に活用すると・・・
・待機期間が解消
・基本手当だけでなく受講手当も受給できる
・再就職に役立つ知識やスキルさらには就職支援まで受けられる
こんな一石二鳥以上のメリットがあります!
受講までの流れや申し込み方法
職業訓練を受講したいと希望した場合、どこで申し込みをできるのでしょう?
実は、全ての訓練は共通してハローワーク(職業安定所)に申し込みに行く必要があります。
なぜかというと、職業訓練そのものが「仕事を探している求職者を対象にしているため」です。
そのためまずはお近くのハローワークへ行って求職の申し込みが必要になります。
まず最初に、興味のある職業訓練プログラムを見つけることが重要です。
これには、インターネットでの検索や地元の職業訓練センターからの情報収集が役立ちます。
↓ハローワーク インターネットサービス 訓練検索・一覧
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA150010.do?action=initDisp&screenId=GECA150010
また、友人や家族からの紹介や口コミも参考になります。
次に、お近くのハローワークの職業相談窓口で受講申し込みを行ってください。
その際、訓練校による選考試験(筆記試験・面接等)があります。
後日、合格通知が届き、受講に関する詳細情報などが記載された案内が送られてきます。
受講開始日になると指定された場所や時間に登校し、職業訓練プログラムを受講します。
授業内容やスケジュールについては、受講前に確認しておきましょう。
経験を積みたい、スキルを向上させたいと考える人は、どんどん申し込んでみることをオススメします。
具体的にはどんな訓練があるの?
公共職業訓練はさらに2種類に分けられます。
<施設内訓練>
企業や組織が自社内で訓練プログラムを提供する方法です。
福井県だと
ポリテクセンター福井(福井県越前市行松町25-10 0778-23-1010)
https://www3.jeed.go.jp/fukui/poly/kyushoku/index.html
福井県立福井産業技術専門学院(福井県福井市林藤島町20-1-3 0776-52-2120 )
https://www.nouryokukaihatu.ac.jp/fukui/
福井県立敦賀産業技術専門学院(福井県敦賀市道口19-2-1 0770-22-0143 )
https://www.nouryokukaihatu.ac.jp/tsuruga/
などがあります。
<委託訓練>
外部の訓練機関や専門家によって提供される訓練プログラムです。
企業や個人が外部の専門家やトレーニング機関に訓練を委託することで、特定のスキルや知識を効果的に身につけることができます。
福井県では例として以下の訓練コースが実績としてあります。
ビジネスパソコン基礎科、CADも学べるインテリアデザイン、Webクリエイター養成科など
障害がある人でも受けられる?
障害をお持ちの方が職業訓練を受けるには、福井県内においても様々なサポートが用意されています。
福井県での主な訓練機関は以下の通りです。
【福井障害者職業センター】
障害者職業カウンセラーなどを配置し、ハローワーク(公共職業安定所)や障害者就業・生活支援センターと積極的に連携しています。
就職に向けての相談、職業能力等の評価、就職前の支援から就職後の職場適応のための援助、職場復帰の支援等、個々の障害状況に応じた継続的な支援を行っています。
センター利用説明会も随時行われていますので、ますはこちらに相談してみると良いかもしれません。
↓福井障害者職業センター
https://www.jeed.go.jp/location/chiiki/fukui/index.html
受講した人達のその後は…
では、実際に訓練を受けた人々はその後どうなったのでしょうか?
最新の厚生労働省の調査によれば、令和2年度の全国の就職率は施設内訓練で83.7%、委託訓練で71.3%。
気になる福井県の就職率は施設内訓練で81.3%、委託訓練で80.6%と高水準を維持しています。
この数字は、訓練を経て得たスキルや知識が現場で高く評価されていることを示しています。
特に、福井県では地域産業の発展に合わせて需要の高い分野への人材育成に力を入れており、IT、医療、観光などの分野で訓練修了者が活躍しています。
↓厚生労働省 第27回中央訓練協議会資料 参照
https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/000894633.pdf
福井県で就職が決まった方の例
受講した訓練:ポリテクセンター福井 電気設備科(6か月訓練)
受講者:男性 28歳 前職:販売小売業(非正規労働者)→電気工事技術者正社員
受講動機:これまではアルバイトばかりで、このままでは生活が安定しないと思い、手に職を付けなければと考え、電気工事に係る配線工事等の技能を習得するために電気設備科の訓練を希望した。
結果:訓練修了後、H株式会社(設備工事業)に「電気工事技術者」として正社員採用。
↓厚生労働省 職業訓練の好事例について 参照
福井県の職業訓練は、単なる職を得るための手段に留まらず個々の夢や目標を実現するための重要なステップとなっています。職業訓練の受講を検討する際には、これらの成功事例を参考にしてみてください。
まとめ
職業訓練って何?と思っていた方も、受講することがおすすめな訳がわかっていただけたでしょうか?パソコン教室だったら、何十万円も出して学ぶ内容が、テキスト代だけで、無料 (在職者・学卒者訓練を除く)で訓練・授業が受けられるなんて素敵ですよね。あなたのすぐ近くに、基礎から体系的に専門知識が身に付けられるチャンスがあります。
キャリアプラスでも公共職業訓練・求職者支援訓練を随時開催しております。お問い合わせや見学はお気軽に0120-930-291までご連絡ください。