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- 投稿日:2017年01月13日
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派遣会社が考える、ダブルワークに向いている人材について
そもそも、ダブルワークってなぁに??
興味はあるけど、誰に聞いたらいいの?
ちょっと気になる「ダブルワーク」についてのお話しです。
まず、ダブルワークとはなんでしょう?
簡単に言うと「本業の他に仕事の掛け持ちをする事(副業)」です。
始める理由は皆さん様々ですが、例としては次のような理由が挙げられます。
- 現在のお給料+αの収入があったらいいな
(将来の為の貯金、計画している旅行の資金にしたい、など)
- 空いた時間を有効に使いたい
(お子さんも手が離れて時間に余裕ができた、本業の会社の長期休暇、など)
- いろいろな仕事をしてみたい
(例:普段は裏方の仕事だけど、ダブルワークをするなら接客系もやってみたい。もしくはその逆も。)
変化する、ダブルワークに対する考え方
もともとダブルワークは就業規則において認められていない企業が多いのではないかと考えられます。
その中で、2016年にロート製薬が発表した「社外チャレンジワーク」と称した制度は、社員の副業を実質的に会社が認めた事例です。
(ロート製薬は、目薬・メンソレータムシリーズ・スキンケアの肌ラボシリーズなど、皆さんがよく知っている商品を作っている企業ですよね。)
本制度を導入することのねらいとして、
「社会課題解決のため、懸命に取り組まれている社外の方と関わることは非常に貴重な経験です。社会に貢献できる知識や技術を身につけ、自分の新しい可能性を見出すきっかけにし、その経験を社内でも活かしてほしいと思っています。」
とHPで拝見しました。
実際に許可を得るには、土日祝・終業後に収入を伴った仕事に就くこと、対象は勤続3年以上の国内正社員、本業に差し障りがない範囲で人事部が認めた副業であること、という規定があります。
ですが、これらを満たすことができれば、安心して(堂々と)副業の申請ができる環境が用意されたということです。
本業とは別分野のお仕事を選ぶことで、普段とは違うあなたになれますし、仕事といえども気分転換にもなるかも。違った世界が広がりますし、個人の仕事の幅も広がる可能性が考えられます。
(参考:ロート製薬HP「兼業解禁!会社の枠を超えた新しい働き方、ロート製薬の「社外チャレンジワーク」スタートします」より)
ダブルワークを考える際に必要なこと
ダブルワークに向いてるなと思うのはこんな方
ダブルワークでなくても言える内容も含まれていますが、お仕事を紹介するにあたり大切なことです。
また、この仕事をしていて、ダブルワーク希望の方にお仕事を紹介するならば、次に挙げるような方であれば紹介しやすいと考えます。
ダブルワークをお考えの方、よろしければ参考になさってくださいね。
- 連絡がとりやすい(行き違いになってしまったとしても、必ず折り返し連絡をくれる。)
信頼できると感じます。本業でもきちんとされているのだろうなという印象です。
- スケジュール管理・体調管理をきちんと行っている
「予定が分からなくて…」「体調が…」とのことですと、そのお仕事が別の方で決まってしまうことがあります。
※ダブルワークをする=本業と併せて1日の勤務時間が長くなる、もしくは月の勤務日数が増える、ということになります。極端なことを言えば、もし体調を崩してしまうことになれば、本業や家族にも迷惑をかけてしまうことになりかねません。
- 直前でのキャンセルがない
ダブルワークといっても仕事ですので、責任感を持って臨んでいただくことが必要です。
もちろん突発的に何か起こる可能性はありますので、起こった際にはすぐ連絡・相談してほしいと思います。
- 時間や仕事に応じた身だしなみなど、守るべきことを守ることができる、周りと協力しながら仕事にあたることができるなど。
ダブルワークでなくても言える内容ですね。
- 良い意味で、こだわりが少ない
場所は○km圏内で、勤務時間は○時~○時で、仕事内容は○○で…など指定する条件が多すぎると、紹介の幅が狭まってしまいます。
いろいろ希望はあると思いますが、「これは絶対ではないかも」と、少し緩和できることも考えてみましょう。
自分のスケジュールが合う時は頑張る。でも、本業や家庭の用事、勉強が忙しい時は無理をしない。
こういったことを大事にすることで、本業と両立して働くことができるのだと思います。
ちなみに…
「この日が空いています。何かお仕事ないですか?」というお問い合わせも大歓迎です♪
なぜなら、お仕事は突発的に出ることもあるからです。
普段から事前に自分のスケジュールを伝えてくれたり、連絡が速かったりする方だと、お仕事を紹介しやすいです。
まとめ
◆ダブルワークに対する世の中の考え方が変わりつつある。
→ロート製薬に続き、今後も副業を認める企業が増えてくる可能性もあるかもしれません。
まだ全ての企業が許可しているわけではないと思いますので、まずは本業の会社の就業規則をよく確認しましょう。
どうしてもという場合、会社に相談してみることをお勧めします。
◆ダブルワークといえども真剣に取り組みましょう。
→本業ではないといっても、仕事は仕事です。責任を持って取り組みましょう!
また、あくまでも無理はしないことが大切です。まわりに迷惑をかけて信頼を失ってしまっては元も子もありません。
これらをきちんとふまえて取り組んでくれる方ですと、仕事が見つかりやすいのではないかと思います。
漠然と気になってはいるけど、誰に聞いたらいいのか分からない…。
始めるにあたり考えてもらいたいこと・大事なこと、責任を持って取り組んでくれる方ですとお仕事が見つかりやすいというお話しでした。
ちょっとした豆知識してお役に立てれば幸いです。
作成者:阪下